高橋万次さん
笑顔あふれるおしどり夫婦が営む酒屋さん
サロン的存在として地元客に愛されています
金大病院の真正面にある「和洋酒たかはし」。店主の高橋万次さんは、いつもニコニコで物腰柔らか。奥様の康子さんと二人三脚で営む、昔ながらの「町の酒屋さん」です。 店名どおり和洋の酒を取り揃えていますが、人気はやはり北陸の地酒。「『地元の酒を置いてよ』っていうお客さんのオーダーに応じていたら、自然にね」と高橋さん。人気ナンバーワンはキレの良さと芳醇な香りが特徴の「手取川純米大吟醸本流」720ml2,160 円。また、冬期限定の「宗玄 生原酒」はすぐに予約でいっぱいになるんだとか。 「今の人は、昔ほどお酒を飲まないからね。商売も楽じゃないよ」。そう言いながらも、悲壮感は感じられません。それもそのはず、毎日のように馴染みの近隣住民が訪れ、店内のミニ談話コーナーで話に花を咲かせるのです。お客さんとの会話は、もっぱら康子さんが話し役で、万次さんは聞き役。二人の絶妙な「間合い」が、店を長く続ける秘訣なのかもしれません。
夫婦揃ってカメラが趣味。店内には、町内会の旅行で撮影した写真や、のと鉄道の車両、躍動感ある獅子舞など、自信作が額装されています。不定期で入れ替えあり。
和洋酒がずらり
棚には「天狗舞」「宗玄」「立山」など北陸の銘酒のほか、「角瓶」「オールド」「VSOP」といった超定番が並ぶ
プロだし
「料理が一層美味しくなる」と評判の、吉田屋(白山市)のプロだし。お試しあれ
1 本580 円(税込)
興味をひかれるモノ
(左)有名人のサイン入りワイン樽(中)酒ラベルと「びっきぃ」で包まれた謎の球体(右)懐かしのトルネード投法にご対面!
かわいい置物
酒の陳列に混じって、店内のいたるところに置物が。お酒よりもコチラに目がいくかも?!
ヴィンテージもの
店内の冷蔵庫をのぞくと、ランプ型やクマさん型のボトルが!このほかにもいろいろある
創業は藩政時代という老舗。かつては八百屋も営んでいたそうで、青白のビニールテントが「らしさ」を醸しています。自転車で配達をする万次さんを見かけることも。
住所 | 金沢市石引2-6-9 |
電話番号 | 076-221-0185 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 日曜 |
料金 | ¥200~¥3,000 |